くろき脳神経クリニック

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脳ドック予約

脳ドックのお勧め

脳ドックの必要性

今や世界一の長寿を誇る我が国ですが、生活習慣病に関連して発症する「脳卒中」は もちろん、脳の病気に起因する「認知症」や「寝たきり」が大きな社会問題となっております。
高齢者における病気の予防や治療は当然大事ですが、働き盛り「現役世代」の年代の方々は社会的にも家庭内でもその果たす役割が大きいだけに、ひとたび病気に倒れたり、長期の療養はもちろん重度の合併症や死亡ということになりますと、御本人はもちろんのこと、家族や会社・所属組織における損失は多大となる恐れがあります。

早期発見、早期治療が大切

今回、当院で「脳ドック」を始めましたのは、働き盛りの世代を中心として、ご自分の「脳の健康度合」を是非一度チェックして頂き、幸い問題がなければご自分の脳に「自信」を持って頂いて、ますますバリバリとお仕事に家事に趣味にとご活躍頂きたいとの思いによるものでございます。
万一、何らかの異常や疾病が疑われたり見つかった場合には、強い症状を呈したり後遺症を残したりしないうちに手を打って頂いて、健康でイキイキと仕事や日々の生活を送って頂きたいと思います。
そのためには「早期発見」「早期治療」が大切です。
つまり「何も症状がないうちに精密な検査を受けてみる」という、一般に行われている「健康診断」と同じものが『脳』に対しても大切なのです。
それが「脳ドック」です。 是非一度、できれば年に一回の定期的な『脳の健康診断』をお勧めします。

平成20年7月

くろき脳神経クリニック院長 黒木 亮
(医学博士、脳神経外科専門医、脳卒中専門医)

本院の「脳ドック」の料金や特徴について

日本脳ドック学会認定施設 第10037号

料金について

「日本脳ドック学会」で指導推奨している現行の保険点数制度における診療報酬に 従う金額に設定しております。 具体的には、病院窓口で「10割負担」なさる場合とほぼ同等の金額であると言う事 です。

団体割引きをぜひご利用下さい

個人の「脳ドック」検診はもちろん可能ですが、会社等の団体割引きを設定致します ので団体での受診をお薦め致します。 (割引率は応相談:受診される総人数により変動します)

継続受診をお薦めします

経年的な脳の健康状態をチェックするという観点から継続受診をお薦めします。
そのため、初回検診から1年半以内に2回目の脳ドック受診の場合は1割程度の割引き料金を設定する予定です。
以後、継続して約1年ごとに受診する場合には、2割程度の割引き料金を予定しており ます(諸物価、人件費などの常識的な変動に従って将来的に料金が変更になる場合があります)

世界中で使えるファイルを制作

受診された方には個別のファイルをお作りします。
このファイルには、血液データや心電図などはもちろん、脳ドックの中心的検査である MRIやMRAの画像も綺麗にプリントしてファイル化致します。
さらに、DICOMという世界的に共通な医療用画像データの保存形式とjpegという写真データの
保存形式を用いてCD-Rに焼き付けて一緒に保存しお渡し致します。
このファイルやCD-Rを持って行けば、世界中のどこの国のパソコン上や医療用画像を 扱う病医院などの施設においてもコンピュータ画面上でご自分の脳の画像を観る事が できます。
もちろん、ご自分のパソコンの画面でもご覧になる事ができます
(転勤や転地した場合でも活用出来るという事です)

結果報告について

脳ドック検査当日には、MRIなどの画像検査を中心に説明を行います。
全ての検査結果はプリントアウトし、またCD-Rに焼き付けてご指定の場所へお届け します。
 また、希望される方は、当日は検査のみで終了し、あらためて説明の為にクリニックにお出でいただき、画像検査、血液検査など全ての結果を説明致します。
各検査データおよび総合所見として異常を認めたり、または疑う場合には、診断と治療を目的に保険診療による通常外来の受診、さらにより高度な専門医療機関への紹介受診を指示させて頂く場合があります。

検査の内容概説

脳MRI検査(7種)
T1, T2, T2*, FLAIR,DWI各種水平断面および海馬条件のT2反転画像と、脳血管MRA(3次元画像処理)

動脈エコー(4種)
総頚動脈CCA(内頚動脈ICA)径計測、内膜中膜複合体厚IMT計測、血流速度測定、
(狭窄があれば)狭窄率計測

頚動脈MRA(2種)
2-dおよび3-d処理による形状および径計測

頚椎頚随MRI(4種)
T1, T2*強調像の矢状断sagittal像、椎間の水平断axial像