◎MRI検査
MRIは、簡単にいうと「磁石を使った断層撮影」です。
X線CTとの大きな違いは、「放射線」を使わないことです。ですから、検査による「放射線被爆」は全くありません。
磁石の中に身体が入ると、体内の水などを構成している分子や原子が磁力の影響を受けそこに電波を当てて 返って来る信号を捉えて画像化するものです。検査による危険性は0と言って良いと思います。
安定した磁力を得るためにトンネルのような狭い空間に入る必要があり、「閉所恐怖症」の方には辛い検査となります。 閉所恐怖がない普通の人でも息苦しさや不安感を感じる場合もあるでしょう。
当院で導入した最新型のオープンMRIは、トンネルの中に入らず大きな永久磁石の間に寝るだけです。 磁石の間に入っても、水平に300度近く開放的な空間が広がります。